女性の悩み、デスクワーカー女子は外反母趾予防してる?

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久々のブログです。コンディショニングと、整形外科をしてきましたです。
今日からゴールデンウィークに入りますのでイラスト資料作りながら、執筆中。

若い女性から高齢の女性まで多い外反母趾。最近は腰痛、膝痛の男女によくみます。

特に、治療については皆さん知りたいと思います。簡単にできる方法がありますので、一度試してみてください。

そして、少しでも痛みが減っていただければ、私もお伝えしたことが役に立つと思いますので、うれしいです。今回は原因や治療法までお伝えする投稿です。

目次

女性の悩み、外反拇趾の原因とおすすめ治療法とは?

結論、指の力が弱いからです。

シンプルですね。

どの筋肉なのか?

答えは、拇趾外転筋が弱ってしまうためです。
知慮方法は拇趾外転筋の強化が必要です。グーチョキパーをたり、タオルギャザー(タオルを指で寄せる運動など)をしましょうと言われますが・・・

その筋肉が硬いのにうごきますか?弱いのに動きますか?

まずはこちらから始めてみましょう。

おすすめ治療法(拇趾外転筋を触ろう)

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足にはアーチがあります。親指側のアーチは踵から親指の付け根まであります。

拇趾外転筋は内側のアーチにあります。ちょうど内アーチが指で終わる付け根から、かかとの部分まで内側を張るようについています。

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こんな感じです。骨で見てみましょう。
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このように親指の付け根までついています。

この拇趾外転筋が働かずにのびて、そのまま硬くなって働きが出なくなってしまいます。

特にアーチのてっぺんから土踏まず沿いの骨を際をたどって親指の付け根の骨まで、外反母趾になると、硬く付着していしまいます。

内側アーチの青い線沿いに手もしくは、テニスボールでゆっくり押して上下にマッサージしてください。2~3分程度します。痛いはずです・・・

そうすることで、拇趾外転筋がまず緩みます。緩んだ後に、指を開く運動や
足の足趾の間に指を挟んで広げたり、足の指でパー(外に開く指運動をしていきます)。もしくはタオルなどつかむ運動などを実施します。

マッサージ、運動を2~3回繰り返ししましょう。
そうすることで、足趾を開きやすくなるはずです。

また数日繰り返しやっていくと、拇趾外転筋が活動することで、外に出てしまった指を骨が内側へ寄せてくれる作用が生まれます。そうすることで、外に出てしまった骨を強制することができます。

だから、100円均一などで売ってる指を開くやつはいたままではあまり意味がありません。やはり、自分の筋肉を使う必要があります。

注意として、外反拇趾は軽度~重度なものまであります。すべての形が治るものではありません。しかしながら、上記のケアや運動をすることで痛みなどはやや改善していく人が多いです。

指を動かす迄にまずはうち側のアーチのてっぺんから親指にかけて、テニスボールや自分の手でほぐす事。それが第一ですね。

そこから拇趾外転筋の作用である、指を開く、指を曲げる運動をしてください。お願いします。

しかしそもそもなんで外反拇趾になるんでしょうか?

病態や症状、外反母趾とは?
あなたも次をしることで、なぜ運動が必要になるかわかってきます。

外反拇趾とは?

外反母趾の病態

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拇趾がくの字に曲がる病態であり、骨の頭が外に出てしまう状態です。
靴によって圧迫されると、骨が出ている場所は炎症を起こしたり、神経の圧迫を受けて痛みを生じます。

体重は人差し指や中指の付け根に荷重がかかるため痛みのある胼胝(たこ)ができます。

外反母趾の症状と所見

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好発・誘因
・女性
・幅が狭い爪先が細い靴
・かかとが高い靴
・拇趾がひとさし指よりも長い。
・偏平足
・関節リウマチ

痛みは、骨が靴で圧迫されて痛みが出ます。発赤やひどいとき腫れなども出ます。

重症になると、靴を履かなくても痛みが出てしまいますでの注意が必要です。

一般的な治療としては、先端部が広い靴や足底の長さに合う靴をはく。
ハイヒールを避けるなどあります。

歩行周期

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歩く歩行周期です。

【右足】
①右足から踵をつく時を踵接地
②そこから体重移動する時を足底接地
③体重移動し、かかとが離れる踵離地
④足底が離れる足底離地

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足底が離れるまで足底離地といいます。

これ期間は右足で支えているので右立脚期といいます。
その時の足の裏の体重移動を見てみます。

重心移動時の外転筋の働きが原因?

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重心が正常乗るべき場所を〇で
体重移動、重心移動の正常を赤線で

①右足から踵をつく時を踵接地
ここは足をつく時は踵に重心が乗ります。

②そこから体重移動する時を足底接地
重心移動する時は、まず小指方向へ移動していきます。

③体重移動し、かかとが離れる踵離地
小指から、かかとを上げる時は小指の筋肉(小趾外転筋を使って、小指の外に流れる重心を内側、親指側へ移動させます。そして、親指に重心が移動します。

ここで、拇趾外転筋を使って親指の外へ流れる力を踏ん張って親指側へ移動させていきます。

④足底が離れる足底離地
最後に親指で地面をけって足底すべてが離れて足を振り出します。

この時の③番の時の拇趾外転筋がうまく収縮できなかったり、弱くなったりすることで、重心を人差し指や中指迄で止めて前に重心移動させてしまいます。(なので、タコができやすくなります)

また拇趾外転筋をうまく使えない分、骨が外側に動いて足底面を広げ小指側からくる力の受け皿の役割をします。そうすることで、拇趾外転筋の筋肉の変わりとなっているため、骨が外側に移動してしまいます。

外反拇趾のかたは、母指球(拇趾の付け根)が外側に広がります。しかし、拇趾のいちはほぼ、正常の時と変わらない位置にある方が多いです。

骨がそとにでて、重心を前へ移動させているのですが、結局は筋肉が働かず、重心は初めは拇趾まで乗っていますがだんだん悪化し痛みが出てくると
荷重できずに人差し指や中指の付け根で止まり、そこに集中して重心がかかるため(タコ)がでてしまいます。

親指の付け根も、真ん中も痛いくなるしの負の連鎖に陥ります。

まとめ


そこで冒頭でいいました、拇趾外転筋を賦活(動きやすくするための)ケアをして、硬くなっている、癒着しているのをはがし、その次に作用である、指を開く、指を曲げる動作をして、筋肉を復活させる必要があるのです。

骨では筋肉の変わりには限界があり、痛みが出ちゃいます。

痛い間はインソールや靴を少し広めなものにしたり、サポーターを付けたりして対処しましょう。

市販で売られているものであります。
使用する際は、医師と相談することをおすすめします。

※重度の角度の場合は必ず、医療機関に行きましょう。

対処だけでなく、運動やケアもしっかりしないと、外反母趾の痛みなど改善しません。

しっかり、自分で理解して運動やケアすれば、外反母趾の予防や疼痛の軽減につながりますでの、ぜひやってみてください。

あなたの外反母趾の痛みや足の形が少しでも改善できれば幸いです

外反母趾痛を少しでも減らす術

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